ふと気付けば2013年も一ヶ月が経ちました。
ご挨拶もまだでしたが、本年も宜しくお願い致します。
今年は精力的に工房blogを更新したいと思います。ご挨拶もまだでしたが、本年も宜しくお願い致します。
さて、先日ラワンの本棚+デスクを製作しまして、無事に納品が完了したわけですが、そのラワン材がとても魅力的に感じてしまいました。
よくオーダーで家具を作る場合、オーク材やウォールナット材で作りたいというお客様が多いのですが、これらの材は比較的高価ですので、ちょっとしたテーブルでも10万円や20万円はするでしょう。
もちろんそれだけの価値はありますが、中には材よりも、どちらかと言えば機能性を優先させることは多々あります。
言い換えれば、限られた予算内でどうにか!と言ったところでしょうか。
それは当然のことですよね。自分もそんな感じの状況がありますから。
今回のお客様は本の量が多く、きっちり本が収まって、さらにはその本棚の横にデスクを繋げたいとのこと。
予算をご提示いただいたのですが、前述のオーク材などではかなり厳しかった訳です。(でも収納力と作業スペースはどうしても確保したい)
となれば材料費を削るしかないですね。
こちらとしては丈夫で見栄えの良い材料を選びたいところですが、そこは予算に応じて臨機応変に対応するのが当然の流れです。
そこですぐ思い浮かんだのがラワン材でした。
よくベニヤって聞きますよね?
あれの多くはラワン材である事が多いです。
どうしてか?
答えは簡単。安定供給されて安いから。便利な材なんです。
近年ではジワジワ値段が上がってきてますが、それでも比較的安価であるのは間違いないです。
使い方次第では大きな戦力になります。
そんなこんなでラワン材を使用することになりました。
僕にとっては普段死ぬ程見ている材なので、特に何も気にならなかったのですが、製作を進めている内に「あれ?」と。
何だか素直な木目が気になる。それでいて適度なアジがある。
気付けば夢中になっていました。
とは言い過ぎですが、なかなか良いな〜、うん?結構良いかも、くらいにはなりましたね。
本棚に使用するための強度も問題ありませんでしたので、終止楽しく作る事ができました。感謝です。
今後は積極的にラワン材を提案しても良いかも知れません。
その際は、このブログと重複する内容をお話しする可能性がありますので、復習の意味でも最後まで(ガマンして)聞いてくださいね。
オーダー家具やリノベーションについては、こちらのお問い合わせフォームからお願いいたします。
店舗へのご連絡も大歓迎です。
オーダー家具&リノベーション&DIY
瀬尾商店
東京都品川区戸越1‐19‐18 TKビル1F 戸越銀座商店街
TEL/FAX:03-3787-7207
http://seoshouten.jp/