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カテゴリー : 家具

材料の見極め

投稿日 : 2010.11.23


今日は新作スツールに使うウォールナットの板接ぎ作業。
このスツールの奥行きは300㎜。
今回は2枚を接着して300㎜幅にします。
一枚ですと材が暴れたりしてデメリットが大きいし、1枚板の良い材が無かったので2枚接ぎを選択。
決して楽をしている訳ではなく、異なった材を上手に接着して自然な風合い、違和感のない板にしなければいけない難しさがあるんです。
木目や色味、反りやネジレを読むことも必要。
だから今日は仕事に時間がかかりました。でもそれで良いと思います。
この工程を軽視すればとんでもない家具になってしまう。
土台がない家のようなものです。
だから時間がかかっても良いし、悩んでも良し。
家具作りの中で最も難しい部分じゃないかな。
でも上手くいったし気持ち良い1日になりました。




まだまだ日々勉強。